私的チャートの考察方法
今日は自分のチャートの考察方法を紹介しようと思います。
個人的にはトレンドライン引くこともないし、テクニカルを使うこともなくやってます。
結構レアみたいなので参考になるかわかりませんが
なんかの役に立てばと思います。
という事で、最初はここから。
これ豪ドル一時間足です。
2/17 4:00時点でのチャートです。
ちなみに現在は短期的にロングでエントリーしてます。
で、まずみるのはここ。
この高値を更新したところから今の上昇トレンドが形成されてます。
まぁ、実際はそれよりも前から形成はされてますが、私は短期トレなので、基本この辺の時間軸で見ます。
んで次見るのはこのライン。
白マルのところの高値ラインがサポートになってますね。
しかも3回くらいラインにタッチしてから上に向かってます。
さらに細かく見ると、1、2回目のラインタッチから3回目のラインタッチは底値切り上がってます。
ここから、上昇気配が高まっていることが読み取れます。
何故かと言うと、
通常下がる時は買う人が減り、売る人が増えるから、自然と値段は下がっていくわけですが、
底値が切り上がるということは、手前の底値の時よりも買う人が増えたわけで、
それは「上がるかも」と思った相場参加者が増えたことを意味します。
相場はみんなが上がる!と思えば上がります。
なので底値の切り上げは上昇気配な訳ですね。
で、次見るのはここ。
これは、15分足の昨日の深夜の動きのところです。
小さいですが、手前高値がサポートになってて、これもさっきとおんなじような動きしてます。
が、
ラインを引いてみると、底値切り下がってます。
そしてそれが髭になってます。
これは豪ドルチャートによく見れる動きです。
豪ドルの難しいところは、米ドルと違い、ダブルボトム形成→底割れ、から上昇するところです。
これが相当厄介。
実際、割ってから上がるのか、そのまま下がるのかは私にはわかりません。
やってみてという感じですね。
で、このチャートから読み取るべきは、底割れしたという事実。
実はこの底割れまでの手前何日かの動きで、直近高値がサポートになって上昇という動きはよく見られました。
しかし
底割れしてからの上昇は、手前で紹介したところから昨日まででここだけです。
それが何を意味するかというと、
「もう売り時か?」と思う相場参加者が増えてきたということ。
だから売りが先行するわけですね。
なので個人的にこの底割れからの上昇は、
調整が近いかもしれないというサインと捉えています。
もちろんそれが必ずではないのでこの時点ではあくまでも仮説です。
ここまでの考察から、
上昇が少し弱まってきているかもしれないという仮説が立てられます。
そして今の動き。
この黄色い部分ですね。
案の定、大きく上昇してから、それを打ち消すような下落が起きました。
ちなみにこの時ロングでポジション持っていましたが、82.346で私は手放してます。
この時は下落の雰囲気が生まれたので、あっさりと手放しました。
結構この後また上昇して、結果的に少し損することがあるんですが、この時は正解でしたね。
で黄色い部分。
少しレンジを形成してます。
今までと同じように直近高値がサポート気味になってます。
これにより上昇トレンドはまだ継続と取れます。
そして、3度ボトムをたたいてから底値割れをしています。
上昇トレンド継続ではあるが、上昇の力が弱まっていると考えられます。
実際はこういうチャートの場合、
上昇トレンド継続ではありますが、手前までの上昇の余韻で上がっているだけの場合があります。
上手いトレーダーは引いて、まだ上がると盲信しているトレーダーが残っているだけかもしれません。
投資は8割は負ける世界です。
私はそういうイメージで見ています。
で今の動きですが、
実はポンド/円は今高値更新しています。
ポンドはリスクオンの代名詞なので、まだ相場参加者はリスクを取りに来ていることが分かるわけです。
なので、
弱まってはいるが、豪ドルも高値更新の可能性はまだ残されています。
その中での3度ボトムたたいてからの底割れ、からの底値切り上げが現時点での動きです。
個人的には高値更新は微妙だと思っているので、
今持ってるロングポジションは高値更新までの間で利確するつもりです。
もちろん、イメージよりも上昇エネルギーが強ければホールドもあり得ますが、
粘る必要が全くないので、あっさり手放す可能性の方が高いです。
以上が私の見方です。
とかこれを書きながら、既にポジションの一つを手放してます。笑
私はテクニカルでどうこうというより、
チャートの動きが何を意味しているのか、という部分に注目して考察します。
そうする事で、相場の変化に適応できると考えているからです。
10年前の相場と今の相場とでは状況が全く違いますから、過去の傾向は役に立たないかもしれませんから。
無論、これは相当に労力がいりますので、
自分と同じ方法をおすすめはしませんが、チャートの変化に適応出来るようにはなるかなと思います。
長くなってしまいましたが、今後の何か参考にしてもらえれば幸いです。
では。
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